広報よこはま神奈川区版
『かながわ』平成11年12月号に
神大駅伝チーム紹介

沿道の声援を背中に受けて
―箱根駅伝出場の神奈川大学―
 
毎年、1月2日・3日に行われる箱根駅伝。その大会において区内にある神奈川大学は昨年2連覇を成し遂げ、今年は第3位の成績を収めました。来年は9年連続32回目の出場となります。現在、神奈川大学の駅伝チームは55人。練習を重ね、年明けの大会に向けて張り切っています。

 工藤総監督に話を伺いました。総監督は、ご自身も神奈川大学の卒業生で第41回大会(昭和40年)から3年連続、箱根駅伝に出場されたそうです。「“継続は力なり”をモットーに、毎日8割の力で練習するよう指導しています。選手たちはもっと練習したいと感じているようですが、それを抑えるのが私たちの役目です。毎日が100%の練習では、肉体的にも精神的にも続けていくのは難しいですよ」

 来年の箱根駅伝については「いい成績につながるよう頑張ります。選手たちの日ごろの力が発揮できる走りができれば、結果は後からついてくるものだと思っています。特に沿道の声援にはすごく励まされているようです。向かい風だったときも『僕には追い風に感じた』と言っていた選手もいましたからね」と笑いながら語ってくれました。

 区内では、箱根駅伝の「花の2区」といわれる国道15号線を走ります。みなさんで、地元の神奈川大学を応援し、選手たちに追い風を吹かせてみませんか。